アスペルガー夫との生活は大変なんです!〜妻のブログ〜

アスペルガー夫との生活、子供の事、私の事、楽しかった事から辛かった事まで何でも綴っていきたいと思います(^^)

アスペルガー夫との出来事②(空気が読めない)

旦那はアスペルガーの病気の為、空気が読めません。


いわゆるKYです。


普通その場でそういう事言わないでしょ!しないでしょ!という事を普通にします。
そして、私は目で「察してよ!」と訴えても当然ながら気づきません。


例えば、結婚式の打合せをホテルでしていた時、大事な話をしているのに、皆がビックリするくらいの大きな声で「あ~あぁ~!」とあくびをしたんです。

旦那は別に腹が立っていたわけでも、つまんねぇと嫌味であくびをしたわけでもありません。


ただあくびが出ただけです。


私はとっさに「ちょっと~!もう!」と旦那に言い、従業員の方に「すみません(^_^;)」
と言っても旦那は「なにが?なんで謝ってるの?」という感じです。

車に戻ってから「話し合いをしている時にあんな大きな声であくびをしたら失礼でしょ?」
というと「なんで?あくび出ちゃったんだもん。何が失礼なの?」と言いました。
「いやいや。学生時代あくびをして先生に怒られたことなかった?普通あくびが出ちゃうと思ったらなるべく抑えてするでしょ?」と言っても「そんなの今まで言われたことない」
と言いました。

 

衝撃でした!


そんなわざとらしく周りがビックリするくらいの声を出してあくびをして今まで言われたことがない!?


嘘でしょ!?と思いました!


これは後から聞いた話ですが彼は今まで家族・友達・仕事仲間から注意されたり怒られたことがないそうです。
それは言われても気にしてないので忘れてるのか、彼がキレやすい性格の為に周りが言わなかったのかはわかりませんが・・。

普通は大人になってから常識はずれの事をしてしまうこともありますよね。
勿論私もあります。
社会人になってから恥をかいたことも沢山あります。
皆、学生時代や社会人になってから怒られたり恥をかいたりしながら色々学んできますよね。
でも彼はまったくないと言うんです。
彼はとてもお坊ちゃまなわけでもありません。でも彼の親ならありえるなと思いました。
でもそれは私も一緒で親から何かを教えてもらったりした記憶がありません。
この話はまた今度しますが、私は幼少時代、虐待を受けて育ちました。
虐待と言っても暴力は振るわれたことはありません。精神的な虐待です。
母親は精神病だった為、私の事を毎日泥棒と言って罵りました。
もちろん実際に親の物を盗んだことはありません。
なので私は親からの愛情を感じたことがないまま育ちました。

今は母親の精神病も良くなり、仲良くなりましたが(^^)

 

話がずれてしまいましたね(笑)

私が言いたかったことは親じゃなくても周りの人に注意されたり周りの人の行動を見て
学ぶという普通の事が旦那にはないのです。
注意されたこともなければ、目で見て察するという事が出来ない為、普通の事が
わからない・・。
結婚当初は彼は26歳です。

 

あと、子供の保育園の見学に行った時も先生方が「こんにちは~!」
と挨拶をしても、軽く頭を下げるだけ。。

 

おいおい!ちゃんと口で挨拶してよ!

 

ああいう場ではちゃんと挨拶するものでしょ?と言っても頭下げたじゃんの一言。。
いやいや!こんにちはって言われたらこんにちはって返すのが普通でしょ?
と言っても「あ~・・・。」

 

彼はその時初めて挨拶というものを知りました。

 

そして、彼は言いました。

 

「俺は君と結婚して初めて人に怒られたよ」